テセウスの船ですが、最終回が終わりました。
いろいろな謎が解けましたので、最終回を見終わってからの考察と解説をまとめておきたいと思います。
なお、最終回を見終わる前の考察は以下を参照ください。
テセウスの船の原作はこちら。
漫画ですが、テレビドラマとは内容が一部異なっているようです。
犯人はみきおと田中正志
犯人はみきおと田中正志でした。
最終回で明らかになりました。
みきおの目的
みきおの目的は文吾の娘である鈴を自分のものにすることです。
つまり、みきおは鈴を好きであるということです。
鈴が「文吾のようなヒーローがいいなあ」というようなことを語っていたことを真に受けて、みきおは文吾を消し、鈴の唯一のヒーローになろうとしています。
文吾を消すということですが、文吾は死ななくてもよくて、文吾が刑務所にはいってもよいのです。
とにかく、鈴の近くに文吾がいなければ良いのです。
よって、みきおは文吾を消そうとします。
田中正志の目的
田中正志の目的は、警察官である文吾に冤罪で逮捕されることの苦しみを思い知ってもらうことです。
1977年の音臼村祭のキノコ汁に毒キノコが混入していた事件があり、その犯人として田中正志の母が逮捕されました。
しかし、キノコ汁に毒キノコが混入していたのは意図的ではなく、たまたま混入していただけであったのです。
しかしながら、田中正志の母は犯人として逮捕されました。
そこから田中正志の母は気を病みすぐになくなったのです。
つまり、冤罪として逮捕されたのです。
そして、田中正志を逮捕したのは文吾でした。
田中正志は文吾が点数稼ぎのために逮捕したと考えたようで、この逮捕が田中家をどん底につきおとしたとして、文吾を強く恨むようになりました。
だから冤罪で逮捕した文吾に冤罪で逮捕されることの苦しみを思い知ってもらうこと、これが田中正志の目的です。
みきおと田中正志と校長と木村さつき
みきおと田中正志と校長と木村さつきは実は親戚でもなんでもありませんでした。
木村さつきは子供をおろしたことがある
木村さつきは過去に子供をおろしたことがあるようです。
木村さつきが女子高生のころです。
その際に校長に相談し、おろすことにしました。
それ以降、木村さつきは世の中のすべての子供を大切にすると誓ったようです。
それが原因で、みきおを極めて大事に扱っていたようです。
みきおが青酸カリを飲まされた理由
みきおが青酸カリを飲まされたのは時間軸Cのみです。
しかし、時間軸Cではいよいよ文吾を冤罪で逮捕すべく、みきおに青酸カリをのませて文吾を犯人に仕立てたようです。
よって、田中正志はみきおをスタンガンでやって死なない程度の青酸カリを飲ませました。
三島千夏と三島明音の事件の犯人
三島千夏の事件
三島千夏の事件では三島千夏はパラコートを飲まされて亡くなっています。
犯人はみきおです。
みきおが実験的に三島千夏にパラコートを飲ませました。
パラコートは思っていた以上に、飲んでから効果が出るまでに時間がかかったことが分かります。
パラコート事件は以下にまとめました。
三島明音の事件
三島明音の事件では三島明音は拉致されており、その後何者かに首を絞められていますが、命はとりとめています。
三島明音を拉致したのは長谷川翼です。
みきおは長谷川翼がドジであったといっていますので、長谷川翼が三島明音を殺し損ねたのです。
金丸を突き落とした犯人
金丸を突き落とした犯人ですが、みきおか田中正志かで考えていましたが、最終回でみきおであることが分かりました。
金丸の目線が高い位置にありましたが、どうやら犯人はみきおです。
そして、子供が金丸を突き落とすことができるかどうかということですが、できるようです。
金丸が車を止めて「Yo!」といっていますが、これを言っている相手もみきおでした。
夜中に一人で歩いている子供、かなり怪しいですね。
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