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行政書士試験1週間前にやること|直前期は「新しい勉強」より取りこぼしを減らそう

資格・勉強
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行政書士試験まで、いよいよあと1週間。

ここまで来ると、

「まだ覚えていないところがある」
「もっと問題集をやった方がいい?」
「新しい模試を買った方がいい?」

と不安になる人も多いと思います。

私自身、行政書士試験には複数回挑戦し、最終的に合格しました。

その経験から思うのは、試験1週間前に大切なのは、勉強範囲を広げることではないということです。

むしろ、これまで勉強してきた内容を本番で確実に得点できる状態にすることが重要です。

今回は、行政書士試験1週間前にやっておきたいことと、逆に避けるべきことをまとめます。

① 新しいテキスト・問題集には手を出さない

私が直前期に特におすすめしたいのは、新しいテキストや問題集には手を出さないことです。

理由は単純です。

これまで時間をかけて頭の中に整理してきた知識が、かえって混乱してしまう可能性があるからです。

例えば、同じ行政法の論点でも、テキストによって説明の順番や表現が違います。

これまで使ってきた教材では理解できていたのに、新しい教材で別の説明を読むことで、

「前に覚えた内容と違う気がする」

「結局どちらの説明が正しいのだろう?」

と迷ってしまうことがあります。

問題集も同じです。

新しい問題集には、これまで見たことのない細かい論点や難問が含まれていることがあります。

それらに直前期に触れてしまうと、今まで十分に勉強してきたはずなのに、自信を失う原因にもなります。

もちろん、間違って理解していた部分を修正することは大切です。

しかし、試験まで1週間しかない時期に、知識全体を組み立て直すような勉強はおすすめしません。

直前期は、新しい知識を大量に取り込むより、すでに整理された知識を維持し、正確に取り出せる状態にしておくことが重要だと考えています。

② 行政法と民法を最優先で復習する

行政書士試験で最も重要なのは、やはり行政法と民法です。

特に行政法は出題数が多いため、直前期でも優先順位は高いです。

行政法では、

  • 行政手続法
  • 行政不服審査法
  • 行政事件訴訟法
  • 国家賠償法
  • 地方自治法

などを中心に、これまで間違えた問題を確認しておきたいところです。

民法についても、新しい難問に挑戦するより、「一度解いたことがあるのに間違えた問題」を中心に復習するのがおすすめです。

直前期に難問を解けるようになる必要はありません。

基本・標準問題を確実に取れる状態にしておくことの方が重要です。

③ 間違えた問題だけを高速で回す

問題集を最初から全部解き直す必要はないと思います。

1週間しかありません。

この時期は、過去に間違えた問題や、正解したけれど自信がなかった問題だけを解く方法が効率的です。

例えば問題集に、

  • ○=余裕で正解
  • △=少し迷った
  • ×=間違えた

と印を付けているのであれば、△と×だけを回します。

直前期は勉強時間よりも、復習の密度が重要です。

④ 条文を確認する

行政書士試験では、条文知識がそのまま問われることも少なくありません。

特に、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、憲法、民法の重要条文などは、直前に確認しておく価値があります。

六法を最初から最後まで読む必要はありません。

問題演習をしていて、「この条文、いつも迷うな」というところだけ確認すれば十分です。

私は行政書士試験用の六法としては、分厚い六法を全部読むよりも、必要な条文をすぐ確認できるコンパクトなものの方が使いやすいと思っています。

⑤ 数字・期間・要件をまとめて確認する

試験直前に特に効果が出やすいのが、数字の暗記です。

例えば、

  • 何日以内
  • 何か月以内
  • 何年以上
  • 何分の1
  • 過半数
  • 3分の2

などです。

こうした知識は、数日前に確認したものがそのまま本番に出る可能性があります。

逆に、理解が必要な難しい論点を1週間で完全に身につけるのは簡単ではありません。

直前期は、短期間でも得点につながりやすい知識を優先するのがおすすめです。

⑥ 基礎知識を完全に捨てない

行政法や民法ばかり勉強していると、基礎知識を後回しにしたくなります。

しかし、基礎知識科目には基準点があります。

そのため、「法律科目で点を取ればいいから、基礎知識は勉強しない」という戦略は危険です。

文章理解については、比較的安定して得点しやすい分野です。

また、個人情報保護や情報通信など、これまで勉強した内容については直前にもう一度確認しておくとよいでしょう。

基礎知識は高得点を狙うというより、基準点を確実に超えることを意識するのがおすすめです。

⑦ 記述式は「書き方」を確認する

試験1週間前から大量の記述問題を解く必要はないと思います。

それよりも、

  • 誰が
  • 誰に対して
  • 何を
  • どのような理由で請求するのか

といった、答案の組み立て方を確認しておきましょう。

記述式は完全な文章を書こうとすると時間がかかります。

本番では、問題文から必要なキーワードを拾い、40字程度にまとめる力が重要です。

過去に解いた記述問題を数問見直しておくだけでもよいと思います。

⑧ 新しい模試を何本も解かない

直前になると、「最後にもう1回模試をやろう」と思う人もいるでしょう。

もちろん、時間配分の確認として1回程度解くのはよいと思います。

ただし、1週間前から新しい模試を何本も解く必要はありません。

模試で知らない問題が大量に出てくると、不安になる原因にもなります。

それより、すでに受けた模試の復習をおすすめします。

特に、「正答率が高かったのに自分は落とした問題」は重点的に見直しましょう。

本番でも、難問よりこうした問題を落とさないことが重要です。

⑨ 試験当日の時間配分を決めておく

試験前には、ある程度時間配分を決めておくことをおすすめします。

例えば、「この時間までに択一をここまで終わらせる」「記述式に○分程度残す」などです。

本番で一番怖いのは、難しい問題に時間を使いすぎることです。

分からない問題があったら、一度飛ばして構いません。

行政書士試験は満点を取る試験ではありません。

合格点を取ればよい試験です。

難問1問に5分使うより、取れる問題を確実に取った方が合格に近づきます。

⑩ 試験会場と持ち物を確認する

勉強以外も重要です。

最低でも前日までに、

  • 試験会場
  • 最寄り駅
  • 駅から会場までのルート
  • 集合時間
  • 受験票と必要な持ち物

を確認しておきましょう。

当日に道に迷って焦るのは非常にもったいないです。

⑪ 前日は無理に勉強しすぎない

前日に10時間勉強しても、実力が劇的に伸びることはありません。

むしろ寝不足になる方が怖いです。

行政書士試験は長丁場なので、集中力も必要です。

前日は、間違えた問題や暗記項目、自分が最後まで迷いやすかった条文などを軽く確認する程度でよいと思います。

生活リズムを大きく変えず、いつも通り寝ることをおすすめします。

試験1週間前におすすめしないこと

直前期にあまりおすすめしない行動をまとめると、次のようになります。

  • 新しいテキストを読み始める
  • 新しい問題集に手を出す
  • 初めて見る難問ばかり解く
  • 模試の点数を必要以上に気にする
  • SNSで他人の勉強時間を見て焦る
  • 睡眠時間を削って勉強する

特に、新しいテキストや問題集には注意が必要です。

新しい知識が増えること自体は悪くありません。

しかし、試験直前に情報を増やしすぎることで、これまで整理してきた知識が混乱してしまっては本末転倒です。

直前期は知識を増やすこと以上に、知識の整理された状態を崩さないことが重要です。

1週間前からの勉強例

私なら、残り1週間は次のように勉強します。

7日前〜5日前

行政法と民法の間違えた問題を中心に復習。

憲法・商法・会社法についても、これまで使ってきた問題集の△・×問題を確認します。

4日前〜3日前

行政法の条文、数字、期間、重要判例などを確認。

基礎知識や文章理解についても軽く確認しておきます。

2日前

全科目の間違えた問題を高速で見直します。

この段階では、問題をじっくり解くというより、「なぜこの選択肢が間違いなのか」を頭の中で確認していくイメージです。

前日

勉強量は減らします。

暗記項目や、自分が最後まで間違えやすかったポイントだけ確認します。

あとは持ち物と試験会場を確認し、しっかり寝ます。

まとめ:最後の1週間は知識を増やすより整理する

行政書士試験1週間前になると、不安になるのは当然です。

ただ、この時期から勉強範囲を大きく広げる必要はありません。

私が最も伝えたいのは、新しいテキストや問題集に手を出さず、これまで使ってきた教材を信じて復習することです。

長い時間をかけて勉強してきたことで、頭の中には少しずつ知識が整理されているはずです。

直前期に新しい情報を大量に取り込むと、せっかく整理された知識が混乱してしまう可能性があります。

それよりも、今まで勉強してきたことを確実に得点につなげる方が大切です。

行政書士試験では、知らない問題が出てきても構いません。

難問を全部解く必要はありません。

基本問題や標準問題を確実に拾い、合格点を取ればよいのです。

残り1週間は、新しい教材ではなく、これまで積み上げてきた知識と向き合いましょう。

最後まで焦らず、淡々と仕上げていくことをおすすめします。

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