行政書士試験は、これまで勉強してきた知識だけでなく、試験当日の立ち回りもかなり重要です。
私自身、行政書士試験を受験したときは、問題を第1問から順番に解くのではなく、行政法から解き始めました。
この記事では、行政書士試験当日に私が意識していたことや、行政法から解くメリットについて紹介します。
※試験時間・持ち物などの最新情報は、必ず行政書士試験研究センターの公式サイト・受験票で確認してください。
行政書士試験は行政法から解く
私が試験当日に最も意識していたのが、
「最初に行政法を解く」
ということです。
行政書士試験では、行政法は非常に重要な科目です。
択一式だけでも多くの問題が出題されるため、行政法でどれだけ得点できるかが合否に大きく影響します。
そのため私は、試験開始後すぐに第1問から解くのではなく、行政法の問題まで飛んで、そこから解き始めました。
なぜ行政法から解くのか
理由は単純で、一番重要な科目を頭が疲れていない状態で解きたかったからです。
行政書士試験は長丁場です。
最初から憲法、行政法、民法……と順番に進めていると、後半になるにつれて集中力が落ちていきます。
特に行政法は、
- 行政手続法
- 行政不服審査法
- 行政事件訴訟法
- 国家賠償法
- 地方自治法
など、細かい知識を問われる問題も多くあります。
「知っていたのに読み間違えた」
というミスをできるだけ減らすためにも、私は最も頭が動いている試験開始直後に行政法を処理しました。
行政法でペースを作る
もう一つのメリットは、試験序盤のリズムを作りやすいことです。
行政法をしっかり勉強している人であれば、
「これは分かる」
「これは条文知識で切れる」
という問題も比較的多いと思います。
最初から難しい問題につかまってしまうと、
「今日ダメかもしれない……」
と焦ってしまいます。
逆に、得意科目から入って何問かテンポよく解けると、精神的にもかなり楽になります。
私は行政法を得点源として考えていたため、行政法からスタートする方法が合っていました。
分からない問題に時間を使いすぎない
行政書士試験当日にもう一つ重要なのが、分からない問題を捨てる勇気です。
本番では必ず、
「2択までは絞れたけれど分からない」
という問題が出てきます。
そこで5分、10分と考えても、正答率が劇的に上がるとは限りません。
私は、
一度考えて分からなければ印を付けて先へ進む
ことを意識していました。
最後まで解き終わってから戻った方が、時間的にも精神的にも余裕があります。
難問が出ても気にしない
行政書士試験では、突然かなり難しい問題が出ることがあります。
しかし、難しい問題は自分だけが難しいわけではありません。
本番で重要なのは、
「取れる問題を確実に取ること」
です。
見たことのない判例や細かすぎる条文が出てきても、
「これは後回し」
くらいの感覚で進めた方がいいと思います。
難問1問に時間を使うより、基本問題の取りこぼしを防ぐ方がはるかに重要です。
記述式の時間は必ず残す
行政書士試験では記述式もあります。
択一式だけに時間を使いすぎて、最後に記述式を書く時間がなくなるのは避けたいところです。
記述式は、完全な正解が分からなくても部分点を取れる可能性があります。
そのため、
「記述式を書く時間を最後に残しておく」
ことはかなり重要です。
択一式の難問を延々と考えるより、記述式で書ける内容を書く方が得点につながることもあります。
マークミスを確認する
意外と怖いのがマークミスです。
特に私のように行政法から解く場合、問題番号を飛ばして解答することになるため、
問題番号とマーク欄が一致しているか
は必ず確認した方がいいです。
数問ごとに問題番号を見るだけでも、大きな事故を防げます。
知識ではなくマークミスで点を失うのは本当にもったいないです。
昼食は食べすぎない
試験当日は、昼食も重要です。
個人的には、満腹になるほど食べるのはおすすめしません。
食べすぎると午後に眠くなる可能性があります。
普段食べ慣れているものを、少し控えめに食べるくらいで十分です。
試験当日に突然、
「頭に良さそうだから」
という理由で普段食べないものを食べる必要もありません。
新しい参考書を持っていかない
試験会場には、これまで使ってきた教材を持っていけば十分です。
当日に新しい参考書を読んでも、不安になる可能性の方が高いと思います。
私は、
「今までやったことを確認する日」
くらいに考えるのがいいと思います。
直前に確認するなら、
- 行政法の数字・期間
- 行政不服審査法
- 行政事件訴訟法
- 地方自治法
- 民法の苦手論点
- 憲法の判例
など、自分が間違えやすい部分だけで十分です。
試験開始直前まで勉強しすぎない
試験開始直前まで必死に参考書を読む必要はありません。
むしろ本番で集中力を使えるように、少し頭を休ませる時間があってもいいと思います。
行政書士試験は数時間集中する必要があります。
直前の30分で知識を1つ増やすことより、試験中に集中できる状態を作ることの方が大切です。
私のおすすめは「行政法→その他」
私は行政書士試験では、行政法から解く方法をおすすめします。
もちろん、人によって得意科目は違うため、必ず行政法から解かなければならないわけではありません。
ただ、行政法を得点源にしている人であれば、
行政法を元気なうちに解く
という方法はかなり合理的だと思います。
試験当日に突然順番を変更するのではなく、模試や過去問演習の段階から同じ順番で練習しておくと安心です。
まとめ|当日は「取れる問題を確実に取る」
行政書士試験当日は、普段以上の力を出そうとする必要はありません。
これまで勉強してきた知識を、できるだけそのまま答案に出すことが重要です。
私が特に意識したいと思うポイントは、
- 行政法から解く
- 分からない問題は飛ばす
- 難問に固執しない
- 記述式の時間を残す
- マークミスを確認する
- 昼食を食べすぎない
- 新しい教材には手を出さない
という点です。
行政書士試験では、満点を取る必要はありません。
難しい問題を解くことより、合格に必要な点数を確実に積み上げること。
本番ではこの意識がかなり大切だと思います。
これまで勉強してきたことを信じて、取れる問題から確実に取っていきましょう。

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