2013年ももう10月に入りました。
私は2012年にFE試験を受験し、パス済みということもあり、近頃よく、会社の同期や、博士課程に進んだ大学の同級生から、PEFE試験について質問を受けるので、その概要を纏めました。
2013年は10月27日(日)が試験日の様です。
私自身が、FE試験を受験する際に、ネット上から情報を集めるのに苦労しました。
今後は以下の項目について記していきたいと考えています。
・PEFE試験の概要
・FE試験の対策(参考書等含め)
・試験の様子
・準備するもの
■PEFE試験の概要
FE試験とは、「Fundamentals of Engineering exam」の略で、PE試験の1次試験に相当するものです。PEとは、「Professional Engineer」の略で、アメリカの技術士資格です。
度々、FE試験は日本の「技術士補」に相当し、PE試験が日本の「技術士」に相当すると例えられます。
この通り、日本にも技術士資格が存在し、その英訳も「Professional Engineer」ですが、区別するため名刺では[USA, Japan]等を記載することが正式に決められています。
単に「P.E.」と書くと、アメリカの技術士を示すことになってしまうので、アメリカの技術士資格の無い者がこの表記を使うと虚偽記載となっていまします。
現時点では、日本の技術士資格とアメリカの技術士資格に相互認証制度はありません。
特に日本の技術士機械部門は、世界的には知名度は皆無で、資格を持っていてもあまりインパクトがないのが実情のようです。
それならばアメリカの資格を取ってしまうことで、知名度補充&資格要件も身につけてしまえ、というのが一つの動機です。
今の所属と業務では、PE資格どころか技術士資格も有っても無くてもどちらでもいいのですが、求められればどこでも行ける準備をしておこうということです。
FE・PE試験の準備過程で、技術者に必要な知識が満遍なく身に付けられます。
工学分野だけでなく、EthicsやEconomicsといった分野もきちんと勉強する必要があります。
何より、試験すべて英語ですから、英語の勉強にもなる。
一石二鳥どころか、三鳥か四鳥がねらえます。
質問がございましたらコメント欄からお願いいたします。
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